往復3時間通学との闘い──留年からのリスタート(医学部 「再履2年」→3年・僕の体験)
都内の私立医大に入りましたが、授業のレベルは想像以上。
2年の終わりに必修を取りこぼしすぎて進級判定に落ち、翌年度は同じ学年をもう一度やり直す(留年)ことに なりました。取得済みは35単位ほど。これでは国試どころか卒業すら見えません。
そこへ追い打ちをかけたのが 往復ほぼ3時間の通学。
朝早くに家を出て帰宅は夜。録画講義も聞けない日が続き、「医者の夢は終わりかも」と思っていました。
そんなとき、母がウェルズ家庭教師センターに連絡。
「医学部生が家庭教師?」と半信半疑で面談に出たら、先生はまず “やることを削る” ところから話を始めました。
僕のリカバリープラン
- 取りやすい基礎単位を最優先で再履修
- 生化学Ⅰ/組織学/生理学実習 など
- 平日は“車内学習専用”の15分カードだけ
- 解剖イラストや代謝経路をスマホで3セット
- 土日はオンライン指導+レポート集中ブロック
- 病態生理レポートをテンプレ化して時短
- 難関科目(解剖・発生)は図解+ミニテストで少しずつ
「今は進級に必要な土台を積むフェーズ。全部やろうとしない」と言われ、肩の力が抜けました。
成果
- 留年年度で基礎単位を一気に回収し進級判定クリア
- GPAが上向き、翌春には無事3年生へ進級
- 生理・病理の応用問題がスラスラ解け、自信復活
担当教授から「最近よく頑張ってるね」と声をかけられ、久々に胸を張れました。
同じ境遇の医学部生へ
長い通学だけで「詰んだ」と感じても、
① 科目を絞る
② 移動時間を“刻んで”使う
③ 外部の目で進捗をチェック
この3つがそろえば挽回できます。僕がその証拠です。
一人で抱え込むより、プロに頼るのもアリ。まだ間に合います!